蛇足

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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018)

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トムの映画は、実はあまり相性が良くないので、普段は避けているのですが、それでもやはりこの映画は外せません。ジェームズ・ボンドのように細く長く続けてもらいたいものです。

シリーズを重ねることによってどんどんクレイジーな方法で物事を解決しようとするありえない主人公、そう、それがイーサン・ハントですよ。今回でシリーズは6作目に、初代が1996年なので22年同じキャラで映画を撮るというのはとても凄いことだなと思います。

特殊な装置や未来的なシステムも、昔なら「SFすげー!」となりますが、今の世の中では「頑張れば作れそうなやつ」となってますね。マスクも3Dプリンターがあれば不可能ではないのでは…?20年でここまで進化するのか、それともやっと未来に追いついたのか、昔の漫画(ドラえもん)に壁掛けTVが登場したときは、よもや本当に壁掛けTVができるとは思わなかったでしょうね。こうやってアトムもできるんだろうなぁと話しがそれまくってますが、未来のことを少しだけ考えて、ワクワクしながら過ごすのが好きです。きっと遥か彼方の銀河系では戦争が今でも行われているんでしょうね。

まぁ何が言いたいかと言うとですね。6作目ともなれば「トムだし、これくらい普通では?」という観客側は麻痺してくるわけです(笑)これがシリーズの主人公の宿命なのか、観終わったときに私が感じたのは「普通のアクション映画だったな」でした。

いや、普通のアクション映画なわけがないのですが、シリーズの中ではそこまでぶっとんでなかったんじゃないかなと。ストーリーもシンプルで、敵役もシンプル、王道路線で行ったのか、スーパーマン俳優の起用がまずかったのか(笑)

どれも主役級の俳優だったせいなのか。あと「トムも老けたな…」と始終思ってしまって…老けたなと観客に思わせたらアクション映画は難しくなってきますね。ブルース・ウィリスのように最初から親父臭があるのとは違い、トムはハンサム路線で来てたので、ちょっと老け方を模索中なのかしら、と余計な心配をしておりました。

次回はもっと良い感じのおじさまになってイーサンを演じてくれるでしょう!